1月3日に出雲大社神域である町内でのみ、数百年にわたって行われる吉兆行事、「吉兆さん」を見に行きました!
神様の依代となっているこの幟は、吉兆幡(きっちょうばん)と呼ばれ、高さおよそ10mもあり、間近でみると圧倒されます。
幟には「歳徳神」と町名が書かれてあり、そう、陰陽道のアレです。
その年の福をもたらす吉神。
行列を先導し、先祓いする番内さん。「あくまんばらい~!」
厄年の男性がなり、自分の厄もはらっちゃうそうです。
ササラ竹を持っているイメージでしたが、大土地町は紙垂(しで)のついた大幣でした。
雪がちらつく中、笛や太鼓を打ち鳴らし、氏神、出雲大社、北島、千家両国造家と順にまわります。
子どもだって上手に笛をふいています。すごいなぁ。
練り歩くときは、倒された状態で山車に乗って運ばれる吉兆幡。
新年の祈りを捧げるときにだけ立てられます。
その時は、一切の鳴り物が止み、祝い歌と呼ばれる歌がうたわれます。
とても清々しいお祭りでした。
今年は、ナナイロしまねは、3年目を迎え、
ナナイロとしては、10周年目の節目です。
どうぞ皆様よろしくお願いいたします。