2012-03-12

浜田市弥栄町CMワークショップ

3月11日(土)、ナナイロは島根県浜田市の弥栄町(やさかちょう)で行われた
CMワークショップに参加させて頂きました。

このワークショップは「しまねプロモーション」の三浦さんが主催しており、
島根県西部(石見地方)にある“いいモノ”を参加者と共に引き起こし、
育て、広く情報発信してゆく事を目的に行われる活動で、今回が第一回目になります。

そして今回のCM制作にあたっての取材先は、
「渡文株式会社 弥栄工場」


この渡文弥栄工場は、昭和53年に京都を拠点とする西陣織帯の老舗メーカー「渡文」の手織り工場として弥栄村で操業を開始。

その後、島根という土地を活かして “田舎暮らしの余裕が伝わるようなものを作っていきたい” と、
平成7年に京都の本社とは別ラインで「やさか村ワタブンアートファブリック」というグループを立ち上げられました。

ワタブンアートファブリックでは、地域の子どもたちを対象に手織り体験を実施したり、
自分たちの技術を活かしてオリジナル製品を制作したりと、本社の経営状況に左右されず
" 自分たちの居場所を自分たちで創り出す" 努力を続けられています。



そんな中、近年取り組んでおられるのが「キビソタオル」です。
「キビソ」とは繭(まゆ)の糸の事です。

しかし!ただの糸ではありません。
外敵や環境の変化から蚕(かいこ)を守る、繭の最も外側の部分から出来ている重要な役割を担った糸なんです。

そして「キビソ」には、肌の成分にとても近いという絹タンパク質「セシリン」がたっぷり含まれています。
「キビソタオル」は特別な糸を使った “肌にいいタオル” なんです!




ワタブンアートファブリックでは、
そんな “いいモノ” を作り続けていく為に、広く情報発信をしたいと考えていらっしゃいました。

「でも、どうしていいか分からない」
「販路もまだ少ない・・・」

などの問題に応えるために、今回の取材先の対象となったのです。

今回5名の参加者と5名のスタッフでワタブンアートファブリックのCMを制作していく事になります。
さて、一体どんなワークショップになるのでしょうか?

次回 浜田市弥栄町CMワークショップ 取材編 に続く・・・




hosokawa

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