2011-07-24

美保関 古民家再生!vol.7

7月24日。

2日連続の古民家掃除です!
イベント開催まであと5日、ラストスパートです。


古民家の現状はこんな感じ・・・



机や座布団を搬入しましたが、
すべて古民家に残されていたものの再利用です!


土間のしみが気になるので、
ホームセンターで玉砂利と石畳を買ってきて敷いてみると・・・





なんとか様になりました!



照明も置いてみると一気にモダンできれいな印象に!



JAZZ喫茶の空間で、マッチと絵はがきの展示も行いますが、
展示物の準備が追いついておらず、まだディスプレイができません・・・

が、とりあえずイメージをするために置いてみました。



古民家の良さを残し つつ、お洒落な雰囲気を出すのはなかなか難しい。。
しかも、こういった分野はスタッフ全員初心者です。

本当に素敵な空間になるのか、まだまだ不安が残ります・・・



掃除後はコロナで乾杯!



楽しみながら、焦りながら準備をしています!


kojima



2011-07-23

美保関 古民家再生!vol.6

7月23日。

JAZZ喫茶オープンまであと6日しかないですが、
会場となるはずの場所はこの状態・・・



まだまだ、ここがカフェになるなんて想像できない状態ですが、
淡々と作業を進めるしかない!


前回の掃除で床下をきれいにしたので、
今日は畳をはめ込みます。





なんとか全てはめ込んだら、こんな感じになりました!



少し形が見えてきたような気がします!


でも、天井を見るとこんな・・・



照明はすごく大事!ここはなんとかしなければ。



試しに床に新しい照明を置いてみました。



照明ひとつで雰囲気が出ます!

のれんも持ってきて掛けてみました。



縁側には、青木くんが作った長いのれんを!



長さは良いけど、もうちょっと改善が必要だ!



やっと少しだけ形は見えてきましたが、
まだまだテーブルや展示物をディスプレイする大事な仕事が残っています!

あと残り数日ですが、片道1時間半の道のりを通ってがんばります!


kojima

2011-07-16

美保関 古民家再生!vol.5



美保関の古民家再生シリーズ、vol.5です。

過去の様子はアーカイブからご覧ください。


7月16日。

この日は、畳の下の床板を取る作業から始めました。



前回の記事を読んでもらうと分かりますが、

床下に色々なものが入っているこのお家・・・

わたしたちは、そこをどうしてもスッキリさせたかった!


床板が無くなった家はこのとおり!



この後、床下に溜まっていた不要だと思われる諸々を出す作業がとても大変でした。


はがした床板は一枚一枚丁寧に拭いていきます。



床板も朽ちているので、できれば新しくしたいのですが、

今回は時間が無いので、イベントが終わってからゆっくり改装することにします。



さて、お昼ごはんは、美保関灯台にある「灯台ビュッフェ」に行きました!

灯台付近からはこの眺め!



ご飯を食べるところからは海が一望できます!



楽しいお昼ご飯の時間はあっという間に過ぎ去り・・・

午後も作業の続きです。


きれいに拭いた床板をまたはめ込む作業ですが、これがなかなか難しい。

床板パズルに苦戦する西代くん。



長年の油汚れが蓄積した台所も重曹スプレーできれいにします。



重曹の力ってすごいですね!

天然成分しか入っていなくて環境にやさしいのに、油汚れを分解するパワーは最強です!



18時過ぎに掃除を終えて、向かったのは港・・・





何をするかというと、釣りです!





釣りはみんな初心者ですが、小さいアジやサバが数匹釣れました!


大阪オフィスからのプレゼントであるこの椅子が大活躍。



小島は海風を感じながら昼寝をしました。

釣りもいいけど昼寝も気持ちいい。

海での過ごし方はそれぞれです。


さて、まだまだ先が見えない古民家再生・・・

イベントに間に合うのでしょうか!?

そしてこのシリーズ、いつまで続くの??


イベントまであと1週間です。



kojima





2011-07-15

山の図書室へ

7月8日に、奥出雲にあるくらしアトリエさんに行ってきました。


奥出雲は、山と棚田が本当に美しい景色!

紫陽花がきれいな所があったのでついつい寄り道・・・



アトリエも、こんな場所にありました!



同じ田舎でも、ナナイロの事務所がある斐川とは景色が全然違います。

それぞれの土地に、それぞれの良さや特徴がありますね。



くらしアトリエさんでは、

7月4〜8日まで「はたひよどり 山の図書室」というイベントが行われていました。

「緑の中で、本を読む。」という、とても素敵な企画です。


チケットはこれ!




月曜日から金曜日まで、全部そろえると一つの絵が出来上がるしかけです。

しかも、本のしおりとしても使えます!

このアイディアはすごい。


図書室に置いてある本は、「暮らし」がテーマの興味深い本ばかりでした。



セルフサービスの飲み物もうれしかった!

紅茶やコーヒーなど、色々と用意してありました。



わたしは手作りのあんずジャムをソーダで割って頂きました。

とってもおいしかったです。




ちょうどお昼どきだったので、サンドイッチのランチプレートも頂きました。

予約をしていなかったにも関わらず、ご好意で用意してくださり感激です。



おしぼりにはハーブが添えてあり、いい香りがしました。

こういう細かい気遣いは真似したいところ。

「ていねいな暮らし」、いいですね。



2階は、ゆっくり本を読みたい人のためのスペース。

窓際の席は贅沢です・・・。



窓の外からは、鳥の鳴き声と、棚田の稲がさらさら風になびく音しか聴こえてきません。

なんとも言えない気持ちよさを感じました。



島根の作家さんの作品が売られているライブラリーショップもあり、

いくつかお土産を買って帰りました。



水玉の藍染め手ぬぐいは、さっそくロードレースのボランティアの際に活躍しました。

去年から小島は手ぬぐいを集めているので、また一つコレクションが増えた!


くらしアトリエさんでは、色々なワークショップやイベントを企画されています。

個人的にとても興味がある分野だし、 土地の暮らしを素敵に発信されている点はとても勉強になります。


島根はおもしろい!

ナナイロも島根のありのままを発信できるよう精進します!


kojima

2011-07-13

美保関 古民家再生!vol.4


美保関の古民家再生のブログも、今回でvol.4!

これまでの様子はこちら・・・
「美保関 古民家再生!vol.1」
「美保関 古民家再生!vol.2」
「美保関 古民家再生!vol.3」 


ここ何日か、畳上にあったタンス、棚や物を熱心に片付けてきた。

且つ、丁寧に柱を拭いたり土間をほうきで掃いたりと、細かい箇所まで僕たちは気を配っていた。

そうしていくうちに「この畳の下はどうなっているのだろうか・・・」

そんな疑問が皆の頭の中に自然と出てきた。


はっきり言って怖い。


畳の下なんてできれば見ずに生きていたい。でも仕方なかった。
なぜなら、自分たちでできる所は僕たちの手を入れて作り上げたかった!


おそるおそる開けてみる・・・







暗い・・・



なんか見える・・・



全貌が見えない相手にスタッフが恐れている中、
西森さんが引っぱり出す・・・



古くて大きな櫂が出てきた。さすが港町。
 当時はこれで船を漕いでいたと思うと時代は大きく変わったと感じる。




その後、板を全部剥いで掃除を進めたが、思った以上に困難をきわめ始めた。

畳を支える根太と呼ばれる木が弱っているのも問題だったが、湿気問題もここにきて浮上。

しかし、本日の作業はここまでとなってしまった。





作業終了後、今回のプロジェクトでお世話になっている福間さんの船に乗せてもらえる事に。

頼もしい福間船長!



海からの大山は皆初めて。



幻想的な風景に思わず身を乗り出し。



大阪オフィスから出張で島根に来ている奥田さん。












美保関は島根の最東端、水平線が素晴らしい。



古民家の掃除はなかなか大変な状況ですが、この景色に出逢えるから頑張れる。

すっかり美保関に愛着がわいているナナイロです。
再生プロジェクトはまだまだ続く!

aoki