2012-01-26

誰の足跡?

お寒うございます。

今日のナナイロ島根オフィスはこんな様子。




昨日からまた雪になり、
朝出勤してみると、芝生の部分が真っ白な雪で覆われていました。

誰も足跡をつけていない雪の原って、うれしいですよね。



おや!?



ちいさな訪問者があったようです。



kojima

2012-01-10

HAPPY NEY YEAR 2012

明けましておめでとうございます!

昨年は、ここ島根県斐川町にナナイロ島根オフィスを開設し、
地元の皆様にあたたかく見守り、支えて頂きながら
イベントや地域産品のデザインなど色々なことに挑戦させて頂きました。

お世話になった皆様、ブログを読んでくださっている皆様、
本当にありがとうございました。






今年の年賀状は、昨年ナナイロの畑で収穫した野菜で文字を作りました。

初めての農作業。
失敗を繰り返しながら、1年を通して色々な野菜を収穫することができました。

**ナナイロ畑のblogはこちら**

ナナイロ島根オフィスも、時には失敗をしたり迷ったりしながら
これからも新しいことに挑戦し続けます!

本年も、どうぞよろしくお願い致します。

2011-12-21

【告知】USTREAM「ナナイロと愉快な仲間たち」12/22 20:00〜

【告知】




来る12/22(木)20:00よりUSTREAMにて
「ナナイロと愉快な仲間たち」を生配信いたします!

ナナイロの大忘年会を生配信してしまうというキケンな企画です!

年忘れということで、よろしくお願いします。
意外な仲間が駆けつけてくれる予定です。

*** USTREAM × ナナイロ ***






2011-12-08

諸手船神事 × ナナイロ

12月3日に、美保関で「諸手船神事」が行われました。
これは古事記の神話に由来する伝統的なお祭りです。




この日に合わせて、今年7月末に古民家を改装して作った
JAZZ喫茶を1日限定でオープンすることになりました。

7月の様子は過去のブログをご覧ください。↓
「JAZZ喫茶TRAVEL 3日目!」


現在、この古民家は「evance in miho」という名前で
週末だけ美保関の地元の方がJAZZ喫茶を開いておられます。

今回は諸手船神事に合わせてナナイロに来てほしいということで
招待して頂き、また私たちでこの空間をプロデュースさせて頂きました。




この日、美保関の地元の方々は神事やそれの手伝いで大忙し。
ホーランエッチャも100人の行列!




寒い中、カメラマンや見物客もたくさん来られるということだったので、
みなさんの休憩場所になれば・・・と思い、
ホッとあたたまるクラムチャウダーとパンのセットやココアなどを用意しました。




店内の様子はこのような感じです。



寒い中、撮影を頑張っておられた美女2人組は、
地元の某テレビ局の方でした!ゆっくりして行ってくださいました。



7月に好評だった「マッチ箱作りワークショップ」も行いました。
前回来てくれた地元の子供たちが楽しみにしてくれていて、嬉しかったです。






そして、古民家から見つかった明治・大正時代のマッチラベルのコレクションを
もとに作成したポストカードの販売も行いました。




雨が降っていたせいもあり、客足はまばらでしたが、
美保関の地元の方や子供たちに再会できて、とても嬉しかったです。


次回は、4月の青柴垣神事の時にまたナナイロが美保関に行くかもしれません!
これからもこの場所でたくさんの方との出逢いを楽しみにしています。



kojima

2011-12-06

年末年始休暇のお知らせ

平素は格別のお引立を賜り厚くお礼申し上げます。

誠に勝手ながら、弊社の年末年始休暇につきまして

下記の日程でお知らせ申し上げます。

4日から通常営業となりますので何卒ご了承下さいますようお願い申し上げます。

                 【記】

年末年始休暇:平成23年12月29日(木)~平成24年1月3日(火)

2011-11-30

ナナイロ in 美保関! 第二弾

7月下旬に開催された「恵美須音曲祭2011」、
そこで好評を頂いたナナイロプロデュースのJAZZ喫茶が、12月3日の「諸手船神事」に合わせてオープンいたします。









「諸手船神事」は、美保関神社に伝わるお祭りで、出雲の国譲り神話に由来します。


美保湾に漕ぎ出した2隻の船が、互いの船に激しく水をかけ合い、本殿までの競争など、伝統と迫力のあるお祭りです。


冬空の下、7月の美保関とは違う表情を見られるのが楽しみです!
JAZZ喫茶は、11時~20時までの営業となっておりますので、皆さま気軽にお立ち寄り下さいませ。




島根観光協会 美保関町観光WEBサイト
http://www.mihonoseki-kankou.jp/matsuri/page4.html

2011-11-27

神在月の終わり。 〜万九千神社の神等去出祭〜

ナナイロ島根オフィスのある島根県出雲地方は
毎年11月、神聖な雰囲気に包まれます・・・


古来、全国では旧暦10月を「神無月」といいますが、
ここ出雲では「神在月」(かみありづき)と呼びます。

これは、全国の八百万(やおよろず)の神が出雲に集まられ、
縁結び等の神議をなさるためだといわれています。


今年は11月5日に出雲大社で神迎祭が行われ、
全国の神様を出雲にお迎えしました。

そして、11月26日に神様はそれぞれの持ち場へお帰りになるのですが、
そのとき最後にお立ち寄りになるのが、ここ斐川町にある「万九千神社」(まんくせんじんじゃ)だと言い伝えられています。


毎年11月26日。
万九千神社では神様を送り出す「神等去出祭」(からさでさい)が行われます。

この日は朝から、柿やゆず等の苗木・植木市や、海産物、金物などの露店が出て賑わいます。
地元では「万九千さん」「からさでさん」と呼ばれ、親しまれてきたそうです。


私は夕方17時頃から行ってみたのですが、
境内にはたくさんの人がいて、殿内の神事を見守っていました。



万九千神社では、夕刻になると八百万神に出雲からのお発ちの時が来たことを
奉告する儀式が行われます。
宮司さんが幣殿の戸を梅の小枝で「お立ち」と三度唱えながら叩く所作をするそうです。


残念ながら、境内からはその様子は見えませんが、
厳かな雰囲気は幣殿の外まで伝わってきました。



その神事が終わると、宮司さんが出てきて境内に集まっている人々に御礼の言葉がありました。
そして、「これより先は、すみやかにお帰りになって、夜参りは控えてください。」との言葉が・・・
「言い方は悪いようですが、場合によっては命を落とすことがあると伝えられています。」と真剣な表情で警告されました。


その言葉の後に、関係者以外は皆さん速やかに帰路へ着き、
露店もタイミングを見計らっていたかのように次々に閉店。

この地では、神様への畏敬の念がいまだに深く根付いていることを実感しました。


この晩、神々は万九千神社で直会(なおらい)と呼ぶ酒宴を催され、
明年の再会を期して、いよいよ各地の神社へと帰途につかれるそうです。

そんな神去出(からさで)の夜、地元では境内を覗いたり、外出したり、
大声を出したりすると神罰があると恐れ慎み、寝床について静かに神々を
お見送りする風習があるそうです。

ちなみに、万九千神社周辺の地名を「神立」(かんだち)と称するのも
これに由来するといわれています。


万九千神社に向かう途中、車の中から撮影した夕陽。



幻想的な雲が出ていて、一緒にいたスタッフと思わず
「あの雲に乗って神様は全国へ帰るんじゃない?」という会話をしました。

神秘的な出雲の文化や風習は本当に興味深いです。
皆さんも、神在月の出雲に遊びに来てみませんか。



kojima